
御厨(みくりや)ガラスという、長崎びいどろ当時の製法に近付こうとされている器だと、お店の人の説明に興味を持ち、古賀人形と一緒に購入した。一緒に付いてきた栞を読むと「本質的で甘くないもの」を造り続けていきたい、とあったのでますます興味が深まっているところです。
以下、その栞の内容です。
「1975年より、吹きガラスに携わっています。1978年、大村に工房を構え、窯を築きました。個人で、息長く、造りたいものを制作するためには、すべての条件にかなった窯が一番大事だと考え、工夫を重ねました。長い年月を経て、私独自の窯とガラス生地が完成しました。
江戸時代、びいどろ発祥の地長崎では、日本人特有の情緒性が結晶した、すぐれたびいどろの器が造られていました。その時代の先人たち、職人魂に一歩でも近づきたくて、1999年から、可能なかぎり資料に忠実に『びいどろ復元』に取り組んできました。
長崎びいどろの心を熱いガラス種にこめた、あたたかくて使い勝手のよい器、機械で造れないもの、本質的で甘くないものを、造り続けていきたいと思っています。
窯にへばりついて、吹きガラスの真髄を極めたい、それが私の願いです。 御厨 正敏」
-- kyosukehonda
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